バハ・カリフォルニア半島西海岸を南下 Ⅱ
バハ・カリフォルニア半島西海岸を南下 Ⅱ
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マークの場所は寄港地、通過地の一部です。
トルトゥガス湾 -
サンタマリア湾 -
マグダレナ湾 -
サン ルーカス岬 -
バハカリフォルニア半島に沿って南下中は、 地面がむき出しの山岳地帯が海岸まで迫り、人跡稀で寂しく感じます。 気を付けていれば、海上では雄大な鯨のジャンプが見えたり、その海面を叩く音が聞こえてきたり。 魚の群れに群がる海鳥の舞、 水面に漂う貝の一種など目にします。
沿岸海域をセーリング中は、特に海面の状態に注意です。 陸地の影響を受けた突風、風の方向、強さの変化が読み取れ、遅れることなく対応が取れます。 但し夜間は色々の制約があるので、早めのリーフ(縮帆)で対応です。
メキシコの領海へ入ってからのセーリングは、 新鮮な魚には不自由しません。 トローリングしますと、 マグロ、カツオなどお馴染みの魚が主ですが、 錨泊中はサバ、アジ、底物が釣れます。
トルトゥガス湾では、海難に遭った、不幸な3隻のヨットを目にして、良い教訓を学びました。 トルトゥガス湾を出航、約400km南のサンタマリア湾へ向かいます。
途中、トローリング中2本の道具に一度に魚の当たり。
ネコが格闘してます。
その時の獲物・マグロ2本です。 下に敷いている板の長さは、約1.2mですので、大きがお判りで。 大きい方は、ネコの半分以上の重さでした。
そんなに食べられるの?
クルージングのヨットは、多くがトローリングしますが、 殆どオケラの様子で、 新鮮な魚を欲しがるので、差し上げます。 特にシイラ・マヒマヒは皆さんの大好物です。
夕日が大洋へ沈みます。 これから、ナイトセーリングへ。
東側は、半島のシルエット、 西側は、太陽が海洋へ沈みます。
陸地からは離れてのセーリングですが、 不規則な波は避けられません。
次2面:
サンタマリア湾内の北寄りに、錨泊です。
次6面:
湾内北西の隅から、川のように水路が入り込んでいます。 その水路に沿って、 ディンギーで遡りました。
この様な所で生活する人々の、一面をどうぞ。
海岸に置かれているのは、海老、蟹を捕る、木製の道具。
一家総出で生活の糧?
水路から浜辺へ帰りました。 浜辺と山裾の間に、水路があります。
中央わずか左、微かに錨泊中のタカマミの姿が見えます。
この湾で、他のクルージングヨット数隻と共に、 新年を迎えました。
マグダレナ湾は直ぐ南、近くです。 より海洋の影響を受け難い湾です。 その湾へ向かいます。 この時、先日やって来た北側を振り返りました。
次2面:
錨地へ着いてからの湾口を見ます。
次3面:
この様に、錨泊中も風向によっては、海洋の影響が違います。
ある風の時は風波は少なく、ある時は影響が大きいです。 この沿岸は殆どの湾がこの様です。
次5面:
平面に近い平地を散歩中の土地柄です。
日本の海岸地帯近くでも見られる、植物もあります。
半島を南下中、 立ち寄った他の海岸でも見掛けた、 かっての積み出し施設の残骸。
栄枯盛衰は至る所に。
広い湾内では漁も盛んです。
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