ヴィクトリア州沿岸、水路を北上
ヴィクトリア州沿岸、水路を北上
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マークの場所は寄港地、通過地の一部です。
カルベルト島 - 海のお遊びに最高の錨地
ベラベラ - 交通の要所
クレムツ - 今も栄えるインディアン部落
プッテデール - 昔は栄え、今は廃墟同然
クメアロン湾 - 便利な錨地
プリンスルパート - カナダ沿岸第一の都市
ゴッド・ポケェツト -
クイーン・シャロット島 - エスキモーの原始トテム・ポール
バンクーバー方面とアラスカ間では、通称インサイド・パッセージ、殆ど島影を航行し、太平洋のウネリなどの影響は受けにくいですが、バンクーバー島の島影を出て、北に向かうときは、約70kmの間、太平洋を通過です。 北の悪天候は厳しいので、小型船では好天気を確認して、この区間を通過です。
バンクーバー島の北西端付近から、北へ向かうと、カナダ本土の西側に大きな、カルベルト島があります。この島陰にはいると、アラスカのジュノー迄は、殆ど内水路のクルーズとなり、揺れは少なくなります。
カナダ,北の国境に近いプリンスルパート迄は、殆ど大型クルーズ船の航路と同じような、ルートを通るので、注意します。 特に夏のシーズンは、多くの観光船が配船されてます。
今日の最初の目的地、カルベルト島の北よりブルース湾へ向かいます。曇天ですが、海は穏やかです。 早速クルーズ船と出会いました。
静かな湾へ到着です。 ヨット、漁船、モーターボート、帆船等で賑やかでした。 写真遙か向こうの端が湾への入口です。
湾内へアンカー、上陸して島の反対側、太平洋に面した浜辺へ来ました。 複数のカヌーでやって来ているグループに出会いました。 静かで海草が打ち上げられ、多くの流木が晒されてオブゼのように転がり、広陵とした湾が実に素晴らしかったです。
散策、貝掘り、磯魚の釣り、出会った人達との交流、類を見ない、落ち着ける錨地でした。
次3面:
北上を続けます。
観光シーズンの始まり。 1日で3隻のクルーズ船に出会いました。
なんと!1隻はカリブ海で、同じ年の3月頃出会った船でした。
感じた事は、カリブ海で出会った雰囲気と、この地で見、感じたことが違いました。 やはりこの地の雄大な雰囲気の中では、巨大に見えません。
ヨットですが、セーリングが出来ず、機走ばかりの旅ですが、波、ウネリが無いので、大変楽です。
思わぬ所で、村落を見掛けます。
機走して、波を立てるのに、気が引けそうな感じです。
黒に白模様の、初めて見るイルカの出迎えです。
暫く愛嬌を振りまいてました。
今夜の目的地の近く。 濃い色の円錐形に見える山。 細長い島で、左の大きい島との間に水路があり、エスキモー部落があります。
最近の原住民の住居には、伝統的な面影はありません。 プレハブ住宅?
此処で、クレムツで、静かな一晩を過ごしました。
翌朝出発した後、 雄大な風景を眺めながら、同じ水路を北上。
今日のお目当てに到着です。 クルーズ船の航路から少し入った所。 かって加工工場で栄えた所とか。
現在は無人の村。 村跡の直ぐ側には小さい滝が見えます。
見えてる小型船は、やはり1夜の宿を求め。
村の直ぐ側。 水深が急に深くなり、錨の効きが良くないので、この様にして、1夜を過ごします。 この日5隻ほどのレジャーボートが一緒でした。
昨日からの水路は、プリンセス・ロイヤル。
廃墟跡の1夜の後、数本の水路が複雑、流れも複雑に交差する所を通過、グレンヴィル水路へと。
この水路は、周囲に一段と高い山が聳え、クルーズ船でも目玉商品の水路です。
生憎と霧、靄がかかり、一時のろのろ運転です。 突然に霧の中からクルーズ船が現れました。
霧の中の運行規定はどうなってんの? 見張りより、レーダーで走っているんです。
タカマミはレーダーで見張っていますが、のろのろ運転です。
やがて水面付近は霧も晴れ一安心。但し周囲の山並みは、見えません。
今晩錨泊予定場所の20km程手前に、少しだけ寄り道で、鮭の遡上で有名な滝があり、見れるかも? 寄り道しました。
その滝壺です。 暫く観察してましたが姿は見えません。
釣っては駄目! の看板が!
水路の側、小さな湾で錨泊。 ディンギー遊び、釣り、貝掘り 自給自足です。
次の日、プリンスルパートへ向け出発。 曇天の下、視界は良好。
都会らしい地へ着きました。
次2面:
やはり地方の首府です。
クレーンの頂上でお出迎え? 毛色の変わったのが来たぜ!
白頭鷲は、ナナイモを出て以来見るようになり、この付近では多くなります。
次5面:
プリンスルパート湾から見た海岸沿いの街並みをどうぞ。
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