マシュー グレート イナグア島 バハマ
マシュー, グレート イナグア島, バハマ
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マークの場所は寄港地の一部です。
マシュー - バハマ
ホグスティー環礁 - 東西19km、南北5kmの環礁、 大型沈船が2隻
キャツスル島 - アクリンズ島西外れ
サマナ - ドミニカ共和国
ドミニカ共和国、ハイチ国で、より多くの土地を訪れ、人々との触れ合いを持つ予定でしたが、国情が予想に反している情勢と感じ、以後の寄り道を敬遠です。 以前南沿岸、サント・ドミンゴへ寄り、親切な人々の記憶があり、期待した国だったのですが。
サマナ湾を出た後、ドミニカ共和国、ハイチ国の北沿岸を西へ向かい、安全な海域を通過して、ハバナのグレート イナグア島、マシュー ・タウンへ直行の経路です。 経路のより北側、バハマ領のある島では、かってヨットに対する、事件があったので、このコースも避けました。
距離は約600km、逆風でなければ2日半程で目的地へ着ける予定です。 出来るだけ沿岸から離れ、沿岸からの、複雑な返し波を避けながらのセーリングです。
このコースは意外と多くのヨットを見掛けました。 やはりアメリカ ー バハマ ー カリブ海のセーリングでは、一番安全なコース取りの様子です。
大きい島の近くは、昼と夜で風、波の様子が変わりやいです。 通称、陸風、海風。 この海域では、西に向かうときは、夜間は走りやすくなります。
予定通り、低~い陸地が漸く姿を現しました。
南西端近くの灯台を確認。 幸いに西側へは、珊瑚礁リーフはないので、接近が楽です。
水深が浅くなり、透明な海水を通して、海底が陽炎のような感じで見えてきます。 やはり気になり見張りです。
灯台の沖を通過、少し北側へ走るとマシュー・タウンです。
比較して見て下さい。 灯台の高さは、水面上の土地の高さの何倍もあります。
この付近は、岸近くまで暗礁、浅瀬が無く、観察しながらの通過です。
マシュー・タウンの海岸沿い、一番の集落地です。
この沖へアンカーを下ろし、ディンギーを使い上陸。 入国手続きへ。 事務所は遠く、途中通りがかりの車が、送って下さいました。 事務手続きは実にスムース。 前の国とは雲泥の差。
此処の錨地は、複雑な揺れで、落ちつきません。 夜に入り、状態が変わらないので、北へ向けて出発です。
実は、途中のホグスティー環礁へ寄り道を計画。 天気も良いので立ち寄りました。
次の写真、2隻の商船が見えるでしょう。 まさか?
そうなんです。 この2隻環礁に乗り上げ、放置された難破船なんです。
この時の水深は16mほど。 透明な海水を透して海底が見え、とても浅く感じます。
目指すは、環礁の西の端、北西島。 探るように接近です。
この様なことは、好天気であることが、第一条件です。
海底が手の届きそうな感じのする様子です。 この時5~6mの水深。
近くには珊瑚礁が。 黒ずんだ所へは近づきません。
天気の急変のないことを確認後、安全な4m程の水深の所へ錨を下ろし陸地へ。興味津々です。
散策の後、水辺ではこの様な様子が。
難破船を除くと、唯一の人工構造物が見えます。 暗くなると自動発光とか。
爽快そのものです。
残念なことが1つ。 小さい黒い粒が点在。 なんと油の固まりで、指で掴むと油が、ねっとり。
風も凪いできたので、北へ向き機走で出発です。
小島を後に、更に北へ向け船旅します。
綺麗な環礁、あの難破船の姿は対照的でした。、
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