海の玄関から今日は!  ヨット・タカマミで一緒に海外クルージングの世界へ。

カナリア諸島へ さらばです地中海!

カナリア諸島へ さらば 地中海!



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  • Gibraltar - 英国海外領
  • Arrecife 港 - Lanzarote 島
  • Las Palmas 港 - Gran Canaria 島
  • モロッコ 国 - アフリカ



フランス沿岸から南下中、天気、風向、風力の変わりの早さは、最初の想定以上でした。 途中予定変更で、プラン外のマリーナ、漁港へ入港、マリーナでの天気待ち。
更に、風が弱くなった後も、方向の定まらない波の方向、不規則な揺れで爽快なセーリングは出来ないなど、季節の重要さを痛感しました。


スコットランドの溝のような運河、神秘のネス湖の通過、シェトランド諸島、ノルウエー、北欧、マストを立てたままの、北から南までオランダ運河の通過等、興味あるセーリング後、イベリア半島・西岸を南下、ポルトガル、スペインの南海岸をセーリングの後、ジブラルタルへ着いたのが、2年前10月22日。
以来2年間余、黒海まで、多くの僻地の人達との交流等、地中海でのセーリング。 事故もなく安全に過ごせたことに感謝してます。

約2年後11月11日地中海へサヨウナラします。
最初のプランは:
大西洋渡航>カリブ海>北上>アメリカ東岸>5大湖>ミシシッピ河下り>ガルフ>カリブ海
の計画でした。 その後カリブ海、バハマで道草が過ぎ、後半は変更しました。

ジブラルタルへ寄港の記事についてはこちら



相変わらず、ジブラルタル商人の商魂に腹を立てつつも、整備品の補給、天気待ち等で10日ほど過ごしました。 意外と多くのヨットがカナリー諸島、大西洋横断との事実に、驚きです。 寒いシーズンを避けカリブで遊ぶ。 多くのヨット乗りには当然の成り行き。 自分が無知でした。


ジブラルタルから、カナリー諸島の北の島、Lanzarotte 島迄約600nm、札幌~大阪間の距離です。 予定の平均速度は5ノット(約10km/h 弱)、所要時間は5日程。
領海については、以前は海岸から3nm 内を領海とする事が一般的でしたが、現在は国により多くの違いがあり、注意が必要。入出港以外は最小5nmは離します。微妙な2国の接点では特に注意です。

 
大陸と海洋の接点、海岸近くは、天気の変わりが大きいので、アフリカ大陸沿岸から離したコース。低緯度の海洋では天候は大きく変わらない傾向。

 
天気も落ち着く傾向を確認して、早朝ジブラルタルを出港です。
港内から、ジブラルタル海峡へ出て暫くして、最後の地中海の日の出を迎えました。
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朝日を浴びた、スペイン側。
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海峡のこの季節の風の傾向は、西風が多く、次に東風。 海峡の方向に沿って吹くことが殆どです。周囲の地形の影響で、複雑な波です。 乗り心地は最低です。
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7時半過ぎ、海峡西出口に近く、スペイン側の沿岸から離れ、海峡を南へ横切ります。 
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早朝の衣装はこんな状態でした。
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可愛らしい小鳥。 早く陸へ帰らないと、帰れなくなるよ! とネコが。
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この鳥、蝿を打ってやると、手元まで取りに来る。 ネコがパンをのぞけても、食べない。
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なんと、カツオの連続ヒット。3本頂いて、余り食いつきの多さで、うんざりで、中止です。
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すっかり忘れてましたが、小鳥はヨットから離れません。 大分弱っているようです。
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アリエスのウインドべーん。働いてます。 電気は要らない、人の手は要らない。 長距離セーリングには頼り甲斐有る助人です。
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今までに、余りセットしなかった、セーリングスタイルです。 
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遙か右後ろに、イベリア半島の山並みが微かに。
天気上々、早朝の出発の時とは、季節が変わった感じです。
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翌朝は、他のセーリングスタイルを試します。
地中海では、短い区間、観光に忙しで手が回りませんでした。
揺れなく、海上を滑るように、カナリー諸島へ向け、進みます。
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