麻薬流入と取り締まり
麻薬流入と取り締まり
主としてアメリカは、中南米からの麻薬の流入が頭痛の種。
どの様なルートで?
大量に運ぶ手段として海上輸送。
- 一般の商船。
手口が判りやすく、摘発されやすくなり、成功比率が低くなった。 - 漁船、レジャーボートにカムフラージュして。
1度に多く運べ、カムフラージュして検査が緩やかだった。
国籍を問わず漁船、レジャーボ−トをハイジャックして乗組員を皆殺しにした後、元のオーナーに納まり、麻薬の運搬に使用した。相手は皆殺し!
複数ののカリブ海クルーズのヨット、モータークルーザーが行き方しれず。
日本の遠洋漁船も被害に遭ってますよ。行き方不明で処理される。
その後手口が明るみに出た後、次は超スピードボートを使用するように変わった。
対策として、特に夜間、カリブ海北部のレーダー探知で情報を得る。アメリカ,バハマ艦艇によるパトロール、警備網に伝達。インターセプトで臨検。
レーダーの探知距離はアンテナの地上高に左右される。そこで早く情報を得るため、レーダーアンテナを高くする目的で、気球を使用していた。
その当時約1000メートルの高さまでアンテナを上げ探知距離を広げた。プエリトリコの西端の基地もアンテナを高く揚げる手段であった。
同様に、バハマ領の南部でも、同じ気球を使ったレーダーでキューバ方面海域を含め監視している。夜間不審船がレーダーで見付かると高速巡視艇がインターセプト、臨検。
タカマミがバハマ領に入り、入国手続きを終わり、北へナイトセーリングをしていた夜中、突然後ろ方角から強いサーチライトで照らされびっくり。
同時にVHF CH16(緊急用)で連絡を受ける。バハマ入国手続き終わっている。書類番号は? 等いろいろ質問され、最後にあなたの船体の色と特徴は? 相手は既にライトで確認してるのに、改めて質問など。
最後は、”安全な航海とバハマのセーリングを楽しんで呉れ”の言葉で去って行った。
改めて、情勢を身近に感じた次第。
カリブ海側ルートの密輸は減り、一部麻薬ルートは太平洋側に移ったと。
なんと、タカマミはその後太平洋側、コスタリカ〜パナマをセーリング中また事件が身近に。
現在はどうなんでしょうか?衛星での監視?でも最終的には巡視艇での臨検ですよ。
UFOの件、如何判断しましたか?
a:2591 t:1 y:0