海の玄関から今日は!  ヨット・タカマミで一緒に海外クルージングの世界へ。

クラウォック エル・キャピタン水路経由

クラウォック エル・キャピタン水路経由

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マークの場所は寄港地、通過地の一部です。

アレキサンダー港 - バラノフ島最南端の漁港基地
ディシジョン岬 -
エル・キャプテン - 通行可能な最難関の水路
クラウォック部落 - インディアン部落
ザ・ナロウズ -



アレキサンダー港から、南へ行くには、島々の西海岸側、太平洋を南下すれば、一番障害物の無い海域。 但し約400kmの太平洋を航行です。
夏も終わりに近付き、天気の変わりやすい季節に入り、沿岸に近い海域は、より波が荒くなり方向が一定でなく、不愉快です。 敬遠です! 


クルージングの楽しみの1つは、やはり生活習慣、歴史などの違う、各地の人々との触れ合い、大きな自然との触れ合いに、期待と楽しみがあります。
バラノフ島そして、次の大きな島、プリンス・オブ・ウエールズ島は独自のインディアン文化が残る島。


色々と調べ、様々な人からの情報を得、最後に決断したのが、プリンス・オブ・ウエールズ島東海岸沿いに、島陰を南下するコース取り。 迷ったことがあります。 この経路の一部はエル・キャプテン水路と呼ばれ、アラスカは勿論のこと、アメリカで一番難水路と言われる水路。 人によると、クルージングより冒険の要素が大きいと言います。


アレキサンダー港で天気待ちの後、雲がたれ込めているが、風が静まった落ち着いた日に、出港。 東側の島の南端、ディシジョン岬へ向かいました。 風は弱いがウネリと、方向の定まらない沿岸付近独特の波は、不愉快です。 

 
天気が良ければ、見事な写真が撮れる、海域、水路の旅。 残念ですが、低い雲の垂れ込め、霧雨の中の難コース、見張り、航法、手動操舵、撮影まで出来ませんでした。


島陰から水路の入口付近で漸く、海面は穏やかですが、視界は変わりやすく、落ち着きません。
次3面:
幸いなことに、狭い狭い水路の手前で、長い筏を曳き出てきたタグボートに出会いました。
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最難関の水路へ近付きました。 以後撮影は出来ません。
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ある時は曲がり、巾広そうで少し逸れると、海草の林、手が届きそうな周囲の林。
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水路の途中で振り返り、一息です。 標識は実に少ないです。 この水路は、天然では通行不可能だったのを、一部掘り下げたり、広げたりで、小型船がやっと通行できるとか。
筏を曳いていた、タグボートが通れる程にしたそうです。 材木運搬用の水路?
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英国、スコットランドのクリナン運河を通過した時は、狭いけど不安は感じませんでしたが、 此処天然の水路は常に不安の連続です。
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エル・キャピタン水路の急激な曲がり角手前に、広々した水路があり、今晩の錨泊の予定です。
着いたとき、広い場所は多くの材木筏で占められ、隅の方に錨泊です。 
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翌朝、南へ向けて出発です。 海図を見ると、昨日の水路は線のようでしたが、今日は少し広いようで、楽そうです。
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少し広いところは、安全そうに見えますが、意外と障害物、暗礁が多く注意します。
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今日の天気は昨日よりか少し良さそうです。
近いところは、ご覧のように、自然の原始林に触れそうな所も。
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地図で判りますように、地域の中心地、クレィグ(Craig)がありますが、広い繋留場所も、多くの漁船で溢れてました。
その地から東側へ少し行くと、本日の本命目的地、クラウォック村があります。 ハイダ・インディアン部落です。
奥まった小さな湾内に、長い桟橋があり、十分余裕がありました。桟橋上の住人に、招かれ奥まった場所に係留です。 正解でした。その後強風を伴う、低気圧の通過を予想していたからです。
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次8面:
村内の様子は。 こんなに多くのトテム・ポールがあるとは思いませんでした。
住人の、個人的な写真は載せませんのでご理解下さい。
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湾の奥から桟橋の様子を見ます。 村人専用の桟橋です。
予想通りの吹き降りの通過を、此処で過ごしました。
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嵐が過ぎ去った後、タカマミの船尾から、入口方向を見ます。
桟橋は未だ水浸しです。
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入港した時、招いてくれた人。 桟橋上でオヒョウ(大カレイ)を料理してました。 身の所だけ雑に切り取り、ハイそれまで。 大きな2切れを頂きました。 鮭を進められたがお断りしました。 入港前にトロールで釣り、1匹釣れたのを放していたのです。
オヒョウの年令の話:
料理していた村人の話ですと、大きいものは70~90才、中くらい(約1m)で40~50才)と水産研究者の話だそうです。





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