海の玄関から今日は!  ヨット・タカマミで一緒に海外クルージングの世界へ。

キングサーモン釣りとトーマス湾

キングサーモン釣りとトーマス湾

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マークの場所は寄港地、通過地の一部です。

ピータースバーグ - 漁業基地 トーマス湾 - 接近しやすい氷河
トレイシー氷河 - 許可無く接近できるので多くの観光船
トーマス湾 - 接近し易い氷河
タク港 - お休み処
グレイシャー湾口、バートレット、事務所の位置 - 奥行き100km、枝分かれの先に多くの氷河
シトカ - シトカ富士は綺麗です!



ピータースバーグで、予期せぬ夏の祭りを楽しみ、十分な買い物、水、燃料の補給を済ませ、来たときとは反対方向、更に北へ向かい出発です。  今日の予定目的地は近いので、釣りを計画です。土地の人、漁師など多くの人に教わります。


アラスカでの釣りの規則はやはり複雑です。 特にルール・ブックに地名などが出てきますと、判り難い事が多いです。 資源の調査の結果で、許可される月日の変更がある場合もあります。
種類による全長(鼻先から尾びれの先まで)により規制されている魚類もあります。例えばリング・コッドなどは、アラスカからカリフォルニア州まで規制されてます。 蟹は甲羅の大きさで、雌は必ず放流など。
多くのルールがあるので注意が必要。 違反すると、簡易裁判所行きで、多額の罰金です。


キングサーモンを釣る場合、アラスカでの河では、必ず必要なフィッシング・ライセンス以外に、タグが必要な場合が多いですが、河川から離れた海上では、不必要でした。


岸近くでは磯物がよく釣れ、自給自足。 海水の水温が低い、適当な潮流があるので、釣れる魚は、温水域の魚に比べて最高の味です。


楽しませていただいたピータースバーグにお別れです。
こんなに多くの漁船が必要なのか? やはり漁場が広いんでしょうか? 疑問を持ちながら、多くの漁船を見ながらお別れです。
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次2面:
狭い海峡から、広い海峡へ出て、岸伝いに北へ向かう途中の光景です。
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やはり水上機に出会う機会が多いです。
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岸辺に沿い北上中も突然出会いました。
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間もなく、最初の鮭が食い付きました。 上手く引き寄せ取り入れできました。
釣りに興味のある人に参考の為。 対象はキングサーモン
1:トローリングスピードは > 2~3 ノット 
2:仕掛けは、ネコが手持ちの道具を見て下さい。
3:重りは大きく沈め、その先に写真のようなフラッシャー
4:その先に長さが、1ヒロ程のチモトの先にルアー。
5:写真で下がっているルアー。ピンク又は明るい空色系のもの。
6:水深は深くないところで海底に触れない程度の道糸。
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最初のキングサーモンを、ネコが料理している最中に、大物が食い付きました。 鮭はマグロなどのように、余り急激な引きはありません。 ぐーっと重くなる感じです。 余り暴れないので、ゆっくりと対応できます。 弱るのも早いです。
この大きさと、色合いを見て下さい。 
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実は、余り大きすぎて、タモ(掬い上げる網・参、前々の写真)に入りません。 さーどうしよう? こんな事予想してませんでした。 太い糸に3本バリを付け、強い3本バリで口へ掛け、確保。
スケがディンギーへ乗り移り、弱った鮭を、水中から抱き上げました。
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その後2回、釣り上げ、レリーズ(海へ帰します)した後、満足して今日の予定地、トーマス湾へ向かいます。
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湾内へ入り、奥へ進むと、お目当ての氷河が見えてきました。
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薄曇りですが、天候は安定して、有り難いクルージング日和です。
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恐る恐る近寄りました。 海面との段差は少なく雄大さは、感じられない氷河の落ち込みです。
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近くにカナダのヨットが、1隻錨泊です。
この位置で錨泊です。 
実は錨を下ろし、効きを確かめる為の後進時、ディンギーを曳いていたロープをスクリューに巻き込まれる事故。
さてどうします?  ドライ、ウエットスーツ無し、手を浸けると痺れるような海水温度、 陸地から離れている!
採った処置。
1:自分の保温のため、下着を重ね着、ソックス履き。
2:その上へ雨合羽。 身体へ括り付ける感じ。
3:縄跳びの両手が、右舷、左舷になるよう、船底プロペラ付近を通るロープをセット。
4:身体に1本の命綱。
5:ディンギーから水中へ。
3のロープをつたい船底へ。こうすれば、着ぶくれの自分の浮力に逆らって、早く潜れる。
1回の潜水で、プロペラに巻き付いたロープの処理が終わりました。
この時の海水温は8度C、 気温12度Cでした。
終わったとき、カナダのヨットから、スーツを来て助っ人が。 有り難いが、一件落着の後でした。
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着替えも終わり、ディンギーへ乗り周囲の探索です。
上では、巨大サーモンをどうするの?
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料理のため、前のデッキへ運んでいるようです。
抱えている人は、大人です。 
幸いなことに、近くは氷河、流氷が取れるので、適当にさばいた後、デッキ上の倉庫へ氷詰めで保管。
毎日毎日、鮭鮭鮭! ネコは云いました~。 食べなきゃ、釣りは禁止!
カナダのヨットへも届けました。 後に出会った人達にも。 釣れない人達、特に奥さん連中は大喜びでした。
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海で獲れる鮭は刺身でも大丈夫。 河へ遡上した鮭は、身に虫が付いてることが多いので、生身では食べません。
キングサーモン、レッドサーモン、シルバーサーモン、海で獲れる鮭はひと味違います。




トーマス湾はこんな形。
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