カリブの将軍 マスティーク
カリブの将軍 マスティーク
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ローカルの人、長期滞在の人との話、何気ないパンフレットなど、地方の興味ある話題など知ることが出来ます。 ベキア島に滞在中、ある島に、将軍が、日本家屋に住んでいる、その人は”カリブの将軍”と呼ばれているとか、書かれたパンフレットを目にしました。興味が湧き調べた結果、その島は、お隣のマスティーク島だと判り、寄り道をしました。
マスティーク島は、ベキア島を南へ出て、貿易風に対し、少し風上へ上るセーリングになりますが、弱まった日に、この島へ向かいました。
ベキア島西へ延びた半島を廻り、ベキア島南に点在する小さい島を回ると、目的のマスティーク島が見えました。 島の影を出ると、大西洋のウネリ、風波があります。
早速、ベキア島の釣具屋直伝のトローリングを開始。 中程へ差し掛かったとき、見事食い付きました。 マグロ独特の深く潜る引き込み。 突然、重い動きが軽くなる。 逃げられたか? しかしある程度は重い。 引き上げてみると、この通り下半身がない。 なんと刃物で切ったように、見事に喰い切られてました。
湾内ではないが、とても静かな錨地へ着きました。
後に知ったのですが、此処は深い湾ではないが、静かなことで有名な錨地とか。
錨地、海水、砂浜、落ち着きました。 一泳ぎした後、早速探索です。 風流の佇まいの土産物売店。
滑走路があるのに、驚きました。 自家用機、特別チャーター便だけの使用。
良く計画的に整備された道路網と整備。
少しの現地島民以外は、お金持ちの別荘だけ。 審査がありパスしないと、住めない。
次3面:
池、道 周囲への植木の配置など設計に基づき計画的だそうです。
先程、見えていた島の東海岸。
ネコでなくても、どなたでも跳び跳ねたくなる雰囲気です。
この入口はクラブハウスの一部です。 入るとバーテンダーがカウンターの向こうでお待ちです。
この様に椰子の木陰にセットした下で、パーティーの人達。
所々にこの様なお休み処。
中程の緩い坂道を登ると、竹の一種の垣根を持つお屋敷。
門らしき佇まい。
スケは此処で。 ”タノモー”
内から使用人らしき人。
スケ ”此処に日本人が住んでるの? ”
使用人 ”チョツクラ お待ちを ”
やがて、 甚兵衛に似た着物を着た人が。
興味を持ち、この島の将軍に会いに来たと。
愛想良く迎えて呉れました。
屋敷内の離れ小屋。
2つあるプールの上側プール兼池。 囲った各客間から何時でもプールへ。
メイン居間の前の風景。
同じく。 タカマミは此処に錨泊です。
ネコとカリブの将軍。
家の中には、多くの”和風もどき”の家具があります。
ピンクの甚平、見方によると良くお似合いですが、色合いが家具との釣り合いが?でした。
奥さんも素敵な、きさくな方でした。
何時でも歓迎、の言葉に見送られて、お別れしました。
カリブの将軍:
建築・デザイナー・資産家。 この島のデザインをすべて設計。 別荘を希望する人の審査について、絶対的権限を持っている人。
大型の観光船は寄せ付けないと。
観光客に荒らされない浜辺は、元から暮らす漁師がノンビリとしてました。
ネコが腰掛けてる物は? コンク貝の実を取り出した貝殻です。
注:コンク貝については、”風物誌”をどうぞ。
此の休憩処は何方でも、無料で使用できるお休み処。 海岸から海上へ突き出てます。
この様に、別荘客に対しての設備、気遣いが方々で感じます。
この画面で見える範囲は、全部カリブの将軍の領地で、先程のテラスも見えてます。
島の頂上の西側は、強い貿易風の影になる側です。 見事な西側の傾斜地を利用して、何段にも、池、ぷーる、客間、居間・・・
流石は名のある建築家、と感心しました。
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